南へ、3月
3月に旅することになった。
2年半ぶりの那覇と、3か月ぶりの帰省。
那覇には、お嫁に行った妹が住んでいる。
一番好きな写真家・森山大道の
大規模な個展が那覇で開かれることになったのがきっかけだった。
http://www.museums.pref.okinawa.jp/art/topics/detail.jsp?id=1145
去年の秋に知り、「観るぞ!」と一瞬で決めた。
「せっかくなら一緒に帰省しようよ」ということで妹を誘い、
那覇から実家のある鹿児島へ、妹と旦那さまも連れて行くことになった。
妹の挙式で那覇に集って以来、久々に家族が揃う。
余談だけど、妹が那覇に嫁いだのは、
私にがんが見つかった翌月だった。
見付かった時点で手術が決まり、
術前検査で挙式に出られなくなりそうだったのだけど、
検査日程を何とか調整していただき、どうにか参加できた。
その後、挙式の10日後にかんたんな手術を受けた。
実家にはまる2年帰っていなかったのに、去年の11月、12月と
今回で3度目の帰省になる。
重なるときは重なるものだなあ、と
タイミングの不思議さを改めてつくづく思う。
那覇の市街地が好きだ。
混沌としていて、どこか猥雑で、
本土のそれらとは明らかにトーンやコードが違っている。
思い切って、出発までに念願のハイエンドコンデジを買おうかな。
それとも中古のライカM3?
価格は同じくらい。
しばらく迷うことになりそうだ。