i think

旅と写真と星の動き

筆記具。

文房具が好きだ。

とりわけ、筆記具はちょっぴりこだわる。

学生時代、国文科で大量の手書きレポートを書き続ける中で

気がつくと、同じペンを使い続けていた。

 

今気に入っているのは、三菱uni-ball SigNoの0.28mm。

というより、これでしか書けない。

用途によって、3種類の太さを使い分けている。

 

 

おととい、初めて東京ミッドタウンを訪れた際に

このuni-ball SigNoを買いおきしようと伊東屋に寄った。

SigNoはなかったのだが、PILOTの新しい万年筆に遭遇した。

入口に陳列している割にはほとんど在庫がなかったのだが、

翌日近所の東急ハンズへ行ったら、6色・太さ2種類、全種揃っていた。

黒のカートリッジインクがついていたが、ブルーブラックを購入して装着。

 

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せっかくなので(何が)、書きくらべて載せてみようと思い立った。

まずはuni-ball SigNoの0.28mm。

書き味の安定感は抜群で、プロのデザイナーにも愛用者が少なくないらしい。

線が細くなる分、ペン先が硬く感じられるかもしれないので

使い慣れていないひとには、0.38mmの方が書きやすいかもしれない。

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次はuni-ball SigNoの0.38mm。こんな感じ。

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最後はPILOTのkakuno細書き。

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ちなみに、これの原画(?)はこちら。

ドイツのダルマイヤーコーヒーの缶に描かれたイラスト。

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ついでに、最近肌身離さず持ち歩いているのが

奥山清行氏デザインのノート。

画用紙を少し薄くした感じの紙で、イラストも描けそう。

SigNoの0.28mmで、心に残った言葉を書き写している。

 

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一緒に写っている湯呑みは

多治見「セラミック藍」製の生活陶器「花ものがたり 6月」。

一番好きな花、紫陽花が描かれていたのに一目惚れして購入。

型落ちなのか、通販での扱いはなく、街の雑貨屋さんにある在庫限りのよう。

このぶどうのマグカップとともに愛用している。

http://item.rakuten.co.jp/leun/40377/

 

 

今日はずっと、このノートとSigNo 0.28mmと一緒に過ごした。

心に残る言葉をゆっくり書き写すのは、私にとって

写経みたいなものなのかな、と感じる今日この頃。